“実験ナンバー208”…現代のある研究施設に、アルバイトという名の実験台として雇われた1人の若者・風峰薫。謎のタイムスリップマシーン「転世機」に乗って、21世紀の現代から1623年の江戸時代初期に飛ばされた薫は、そこで“サスケ”という男と間違われてしまう…。

これは大野智による、大野智ファンのための作品です。ひたすら大野智の魅力全開という感じでしたね。そう、本当に智くんは良かった!動きも表情も最高だった!…それに尽きました(正直「風助」以外のプーシリーズはそんな感じです)なんで、智くんのツボだけダラダラっと書きますね。内容等は他でお願いします。

智くんは、全身黒の上に白コートを羽織った姿が基本。髪色がWSSリフの次にキンキン(笑)で、痩せてましたね〜。顔色が良くなければ心配になる位のスリムっぷりでした。相手が細くて小さい美波さんじゃなきゃダンスで支えるの無理!な感じに(WSSの時のボリューム姉ちゃんじゃ余計なお世話だが心配)
前宣伝にあった「カンフー」なんか、いっっっっっさい出てきません(キッパリ)智くんがそれっぽい手の動き(そう、あくまで手だけ)を一瞬真似するだけです。とてもじゃないけどジェット・リーになんて遠く及びません。宣伝文句にまたも釣られ過ぎました。けど、まぁ冷静に考えたらそりゃそうです。本格的なカンフーなんてやろうと思えば、本国からプロの指導者呼んで最低でも数ヶ月の集中特訓が必要だし。それだけ考えても無理だわな(苦笑)でも!やっぱり立ち回りは素晴らしかったね。前2作と変わって衣装がゴチャゴチャしてないのも手伝って、クルリと身を翻す瞬間なんか芸術ですよ。白いコートの裾もまさにジョン・ウーだったし(笑)
智ファンのウットリ祭りだった美波とのダンスシーン。私が1番好きなのは「うんしょっ」みたいに準備体操して踊り出すスイッチ切り換えの瞬間でした(笑)1つ残念なのは、雑誌には、たいがい美波が仰け反ってるポーズ(やらしー書き方でスイマセン・笑)が載ってたけど、どっちかっつーと智くんの方に体重かかって(美波の方が智くんに体重預けて寄り掛かる体勢)そのままゆっくりターンするポーズがカッコ良かったんで、1誌くらいそれを載せる雑誌があって欲しかったな〜。あれば誌名出して説明できたのに。解かり辛い文だけで申し訳ない。
ダンスをやるという設定の薫くんはキンキン頭の風貌やそれまでのキャラからして何となくストリート系の雰囲気漂ってましたが、いきなり極上のバレエダンスを江戸時代の少女と共に繰り広げるので、智くんを知らない人はビックリしてしまいます(たぶん)まぁ前半にチョロッと見せてくれたステップはポップだったし、漠然と「ダンサー志望」ってだけで細かいジャンルはどうでもいいんだろうね。
今回良かったな〜と思う事の1つに智くんの「台詞の聞き取り易さ」がありました。毎年の健康診断でやってる聴覚検査でも一応正常なので(あまりの聞き取り難さに1時期本当に自分の耳が悪いんじゃないかと心配になった・笑)そこの彼自身の成長も嬉しかったですね。東京でも大阪でも同じだったので、劇場の音響環境等は無関係だと思う。
クライマックスの智くん、良かったのは演技は勿論ですが表情でしたね(←同じ事かな?笑)最後「ありがと」の文字がドスンと出た時の智くん、声は出さずに唇だけが「ありがと…ありがと…」と小さく動いてるんだよね。瞳はキラキラしてて(涙は出てませんが出そうな輝き)何となくライブの最高潮の時のキラキラと同じでした。良い意味で自然体の表情だったな。あんまり「自然体の演技」って好きじゃないんだけど(自然体と単なる大根を間違えてるのが多いし)ここに限らず智くんは、そこにいるのは確かに智くんなんだけど、どんなキャラでも演技の中に「大野智」をあまり感じないので、やっぱり上手いんだな〜と思う。
そんな訳で素敵な「大野智スペシャル」ありがとうございました。演出の偽カンフーやら中途半端なラブロマンスやら、どうにもできない消化不良ポイントは多々ありましたが、それでも智くんのために作られた心のこもった作品だというのは本当によく伝わってきました。智くんの光りを受けてなのか、普段は興味ない他の俳優さん達までキラキラして見えたし。舞台俳優としての智くんの次のステップが楽しみです。



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