時は戦国。
戦いに明け暮れていた時代に、一人お気楽に生きる男がいた。
名は「風助」
暴力や権力に興味がなく、得意の話術を武器に世を渡り歩く詐欺師まがいの男だった。
そんな風助と行動を共にする事になった、農民出身の下克上を夢見る武士・雷蔵。
あまりに真逆のキャラの2人は度々衝突するが、
やがて雷蔵は風助の「人を捉えるのは力ではなく心だ」というポリシーと生きざまに惹かれていく。
しかし、そんな風助の存在を時代が許すはずはなく領主・天城嵐山は風助抹殺を全軍に指示する。
押し寄せる大軍勢を前に、風助はいかに切り抜けるのか?
最後に勝つのは果たして弁か?それとも剣か?

“弁は剣よりも強し!”という戦国時代の物語で、微妙に反戦メッセージ入ってる?という事もあってなのか、何と記者会見が中止になる(智くんのインタビュー観たかったよ・泣)という、いわくつきの舞台。そんな事もあったけど、今までの智くんの舞台作品の中で1番お気に入りです。ヒーロー大好き!
まず私が気に入った場面は、元気なテーマ曲が流れるオープニングタイトル。この音楽が気に入ったので(他にもラストで流れる宗教音楽風テーマとかも)これが入ったCDが劇団から出てるそうなので買おうかな〜と考え中。そして智くん演じる風助と、きみかさんの2ショットの勝負「荒野の二人」(だったっけ?)のシーン。それから後半の雷蔵を止めるシーンの二人のケンカから風助の独壇場の殺陣に入るシーン(ここ見せ所だね)その後の、宣教師とのシーン。以上が特に好きな場面でした。
智くんの衣装は、黒をベースにしたお洒落な忍者スタイル(雑誌等の写真参照)で初めは明るい風助のキャラにしては、おとなしいデザインだなと思ったけど、智くんにとてもよく似合っててカッコイイです。
刀を使わない風助だから、アクションシーンは殺陣よりも敵の剣をかわす早業のが多いんだけど、これがまた、ダンスを観てるようでした。いきなりオープニングから刀をかわしていくアクションシーンなんだけど「舞う」って、こういう事を言うんだなと思った。バック転も「フワッ」て擬音がピッタリというか「どの瞬間をカットしても絵になる」って凄いよ、ホント。
風助は、ラストで敵の剣によって喉を切られて喋れなくなる。これって弁が負けたって事だよね。だけど、それで物語が終わってるからこそカッコイイというか、エンドレスエンドがいいというか、ここでは剣が勝ってしまった(と言ってもカッコイイ勝利じゃないし)からこそ、ラストの「マダマダ!」と拳を突き上げる風助のカッコ良さが引き立つんだよね。このシーンの、首筋から流血してる風助=智くんの表情、その哀愁があっても決して絶望的じゃない「俺にはまだ有る!」って気持ちがよく出てました。
あとは風助の怒った芝居が本当に迫力あって、ヘラヘラお気楽な普段の風助とのバランスが面白かった。だけど智くんて、元々黒い部分が見え隠れしてる人だから、今回の舞台が特別「新たな智くん!」って感じはしませんでした、正直(笑)その黒さ(って表現もどうかと思うが)を全面に出してジックリ見れた…というのが正しい、少なくとも私は。怒鳴り方や乱暴な言い回し、何気に言い慣れてたもんな〜智くん(笑)それと不敵な眼差しが滅茶苦茶セクシーでした。まさしくクールビューティーってヤツですね。
泣き所って人それぞれだけど、私は風助には直接は泣かされませんでした。私のウルツボ(笑)は2ヶ所。張本人は竜巻と宣教師でした。まず竜巻のラストでの「自分だって納得しとらんわ!」には涙が出そうでした。あの葛藤の辛さ解るぞ〜(笑)あとは風助に刀を渡して彼を送り出す宣教師の、力強い一人語り。鳥達が囀り…辺りからドォ―ッと胸に来ました。どっちのシーンも風助あってこそなんだけどね。だから「直接」じゃないわけですが。
そうそう、ヨーロッパ人の宣教師の喋り方、昔のダウンタウンの松ちゃん&今田さんでやってた外人コント「ワタシ今からパーティ行かなアカンねん」に激似なんですが、それを知ってる人がほとんどいなかったのは悲しかった(笑)←やっぱ大阪の人のが多いか。
あ、一つ風助くんに謝らなきゃ。すいませんが腰に刀さした方がカッコイイです、あなた(笑)元々カッコイイのが更に倍!って感じになるんですよ(笑)女性キャラでは圧倒的に不細工しぐれ大人気だけど、面食いな私はやっぱりセツナ“きみか”様が好き(笑)なぜ智くんと雑誌で対談しないの?無口?(笑)舞台版きみはペットみたいでイイと思う(笑)
そう言えば、誰か言ってた「成長する智くんを見ると嬉しいけど、あまり遠くへ行って欲しくない」って。聞いててアンタ誰やねんと思ったけど(笑)それと似たような事は思った事がある。あまりに演技が上手になったら完全に抱かれたい対象ではなくなるかも知れない(笑)だってヤだよ「芝居の上手い男」と付き合うのは(笑)さんまさんが「芝居の上手い女と結婚するなよ、中居」って言うのスゲ―同感(笑)
でもまぁホントに芝居が達者なら、感極まって泣いたりはしないか。東京の千秋楽の日、最後の最後に一人で出てきた智くん、似顔絵で図解できればモアベターなんだけど、何て言うんだろう…最初は両腕で顔を覆ってたけど「もおいいや、隠し様ないし…」って感じに「泣きながらの照れ笑い顔」をパッと見せて「待って…待って…ダメだ…やっぱダメだぁ…」を連呼しながら鼻の頭をピンクにして(笑)涙出してました。私は「やっぱりダメか。でも頑張れ。もっと喋れ」って思いながら拍手を繰り返しました。貰い泣きはしなくて、むしろ笑ってた。基本的に感動でテンション上がると笑ってしまうというか、とにかく智が泣きながら笑ってるんで、笑う方を貰ったのかな?(笑)
大阪では、ちょっと好みの問題で「蛇足」があった(笑。智ファンのメロメロ所(笑)の一つである「力で人を抑えようとする人間に抗う人間も絶対にいなくならないぜ!」のキメ、いなくならないぜ!で、ドカーンと効果音が鳴るんだけど、この日、このドカーン!に合わせて智くんの体に動きが入ったんです。グッと踏ん張る感じで構えるように。これ、いらん(笑)いなくならないぜ!で静止のまま微動もせずに嵐山(悪役のおっさん)を睨み続ける方がカッコ良かった「あ…そんなんやらんでええのに」と思いました(苦笑)でも、ここでは毎回まさにOH〜イェ〜♪(←恍惚の意)て具合にウットリしますね、智くんに。
時に「風助」って何才なんだろう?物語の主人公って正確な年令付けはしてなくても10代、20代、30代…それぞれの前半か後半か、だいたいそんな感じで想定されるから、それからすると、やっぱ20代前半位かな。それともマダマダな若造(10代?)の設定なのかな。ところで、宣教師の「(智に対して)可愛いからってイイ気になって!」ってアドリブ、失礼だけど、きださん演じる風助じゃ出なかっただろうな(笑)
私が行った回に遭遇した芸能人。17日昼、関西の村上くん、あと丸山くんいたよね?(←誰に聞いてんだ?笑)24日昼、実は「なすび」がいた。そう、電波少年のなすび。似てるなぁと思ったら、あとでネットで「なすびいた!」っての見て、やっぱりか!というわけです。同じく24日の夜は誰よりも大歓迎の嵐メンバー、元祖ピノコンビ。そして赤坂くんもいたそうだが私は彼の姿は確認できず。でもって楽日は次回グローブ座で頑張るMAくん達。舞台に上がったのは17日の村上くんのみ。
あと24日の昼のカーテンコールは個人的にツボだった。智くんが一人で喋ってる所に出演者が代わる代わる出てきたんだけど、その時に殿に引っ張られて珍しく吉野さんも出てきた。その時に智が吉野さんを「あ、きみかちゃんです♪」と紹介した。照れ屋で滅多に女の子を「ちゃん付け」しない智くんが(だから返信もラジオで読むハガキもほとんどが○○○っち、としか呼ばないという噂・笑)「きみかちゃん」と呼んだ!で、その言い方というか口調が、松潤の「スミレちゃん♪」と通じるモノがあったんです。その時、一気に「舞台版きみはペット」が脳内完成した(笑)
そうそう、センゴクプーの再演もいいけど、やっぱりやるなら新作が観たいよ、智くん。欲張りでゴメンね。いっぱい興奮させてくれてありがとう。



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